阿古師神社
あこしじんじゃ

阿古師神社は、楯ヶ崎遊歩道の途中に位置する神社で、二木島湾の海辺に社殿と鳥居が建っています。海から参拝する人を迎えるため、鳥居の先には長い突堤が海に突き出ています。祭神には、豊玉姫命、伊勢大神、三毛入野命がお祀りされています。三毛入野命は、神武天皇の兄であり、楯ヶ崎には神武天皇が上陸したという伝説があるため、神武天皇にゆかりのある場所としても知られています。
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阿古師神社の情報
- 住所
- 〒519-4202 三重県熊野市甫母町609
- 車でのアクセス
- 大泊ICから約25分
- 駐車場
- あり(楯ヶ崎観光駐車場)
駐車場の地図はこちら - トイレ
- 楯ヶ崎観光駐車場の近くに公衆トイレあり
公衆トイレの地図はこちら - サイト
- http://kyoka.mie-jinjacho.or.jp/shrine/%E9%98%BF%E5%8F%A4%E5%B8%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE/
- 備考
- 伝承によると、神武天皇が東征の際、紀伊の海上で船団が暴風雨に遭遇し、天皇の兄である稲飯命と三毛入野命が海に転落して亡くなった。風浪が静まった後、土民たちが2人の遺体を発見し、彼らを2つの場所に埋葬した。稲飯命の遺体が埋葬された場所が室古神社、三毛入野命の遺体が埋葬された場所が阿古師神社と伝えられています。また、阿古師神社の名前は、かつてこの地域が英寘崎と呼ばれていたことに由来していると言われています。明治41年4月15日には、村内のいくつかの小さな神社が合併され、現在に至っています。